お待たせしてすみません!
前回の続き、感動のエピソードをここでお話させて頂きますね。
大川蓮司くん(中1)
前回に引き続き、今回もピアノ弾き歌いにチャレンジしていました。
曲目はエルトン・ジョンの🎵Your Song
あつ、この選曲は本人の意思で練習してきました。それにしてもこの歳で何ともシブい、選曲でしょ。。エルトンジョン約50年前の楽曲となります。
ヒットは私の世代より、ほんのちょいと上?かも、くらいには懐かしい曲を選んで来ました。
しかも、フルサイズを英語で歌うという試みに挑戦!
蓮司くん、実は中学受験を経て、この春から電車とバスを乗り継ぎ私学に通う新生活が始まっており、何かと慣れない新生活にも忙しく、、まぁ、そんな事は承知の上での発表会参加なのですが、、
案の定、練習の仕上がりに多少の不安を残し、前日のリハーサルを迎える事に、。
不安はやはり現実となり、止まり止まりのリハーサル演奏は1枠の時間持分の7分間内で最後まで通せず、アドバイスとしては、歌詞を大きく改良して対策しましょう、と伝えるのみに、。他のリハーサルと準備を終え、明日の本番はみんな上手くいきます様に、と前日の夜を過ごしていたところ、
LINE電話が、
蓮司くんのお母様からです。
「実は、蓮司が明日の本番は出ない。そして、歌もピアノも何もかも音楽は辞める、」
と頑固として部屋に入ったままとの事。
本番を直前に「なーにーイ?、今更それはダメ、」と、私の心拍数も高まる中、
お母様との暫し電話のやりとりに、モヤモヤが抑えられず、
「ちょっと、本人に電話代わってて貰えますか?」
と、蓮ちゃんに直接お話しました。
その時、何をアドバイスすれば良いか、どんな言葉をかければ、その閉した心に響くか、凄く言葉に迷いました。
色々と一方的ではありましたが、いくつか私の気持ちと勇気づける言葉を投げかけ、本人は、「はい、はい、」と返事のみでしたが、
具体的に何を言葉かけしたのか、ウル覚えではありますが、
「ありのままのレンジ君でいいから、ここを乗り越えようよ、今、辞めるときっとずっと後悔する事になる。心に深い念を持ったまま、次へは進まないよ、。どんなステージになっても、お客様はきっと応援してくれるから、決して逃げずに、その先の景色を一緒に見ようよ、」みたいな事を言ったかな、
で、来るか来ないか、
不安な本番の朝を迎えた訳ですが、
蓮ちゃん、
見事にやり切りました!
しかも、止まる事も無く、素敵に、YourSong.
弾き歌い、
忘れられない、いや、忘れてはいけない、
涙が出てるくらいの感動のステージを魅せてくれました。
本番後、良かったよ!って声をかけると、
少し照れているのか、ニヤッと,でも達成感に満ちた良い笑顔のレンちゃんに会えました。
お母様から、昨夜,あれから夜中2時まで猛練習して本番へ臨んだとの事、
凄いね、やったねレンちゃん。おめでとう!
逃げずに良く頑張りました!
サングラス片方glas取り外しての本番対策、
には、笑ってしまいましたが、、
🎵Your Song のサビの歌詞
How wonderful life is while you’re in the world.
「君がこの世界にいてくれる、それだけでこの人生は素晴らしい」
正に、その通り!
今日のこのステージは、ずーっと忘れないで覚えておきたいと思います。
有難う、蓮司くん、。
好きが一番!
純粋に音楽が好きって気持ち、これからも大切に音楽はずっと続けて行って欲しいと思います。
と,そんなこんなで,今回のサウンドコンサートも、無事に終演!
皆んな、又、次回,何を弾こうか,何をやろうか,なんてもう既に前を向いています。
一年一年、皆さんの成長、ほんとに楽しみであり、刺激になります。又、日々のお稽古に頑張っていきましょう!
綺麗な花束も,有難うございました!
4月も今日でお終い、
お疲れ様,ありがとうございました!
又、連休明けに、。
それまで、暫くお休みを頂きますね。
それでは、